絵画を買取してもらう為に押さえておきたいポイント!!
絵画はもちろん美術品の値段を決めることは、とても難しいものです。現在、絵画買取を検討されている方は、まずポイントをしっかり押さえておくことが大切です。ここでは、そのポイントについてお伝えします。是非、絵画買取の参考にして下さいね。
そもそも絵画とは?
絵画とは、絵具を用いて物体を平面に描き出したものです。油絵、水彩画、アクリル画などが挙げられます。絵画の歴史は写実画から始まっており、光を捉えて点で表現することで、現実に存在しないものを書き込み、単一視点からの解放と内面的に捉えた色を使うなど、変化を続けてきました。このように、目に見えるものだけではなく、光・空気・人の心・過去・未来など、様々なことを表現する芸術作品です。精神的表現が重視されており、心の奥底に刺激を受けるのが絵画の一番の魅力と言えます。
名古屋で絵画買取する際のポイントとは?
作品の需給で絵画買取価格が変わってくる
絵画買取の取引では、需要と供給のバランスで決まってきます。絵画と言うのは基本的に、版画や印刷技術を利用した作品以外、どんな絵画も1点ものです。その一作品を求める人がどれ位いて、どれ程のお金を出すのか、その需要によって絵画の価値が決まっていきます。なので、作品の需給で左右されるのが絵画買取価格なのです。
希少価値性で決まる
- あまり市場に出回らない絵画は高額査定される
- ある絵画の需要に対して、元から供給が少ない作品と言うのは、価格高騰傾向にあります。具体的に、あまり市場に出回らない絵画には、無名時代の散逸作品、作家個人が最期まで所持した作品、早逝した作家の作品、親しい人に向けた作品などが挙げられます。
- 限定制作された絵画
- 作家個人の所蔵作品、親しい人に贈られた作品など、これらの作品はその人が亡くなったり手放したりすることで、初めて作品の存在を知ると言うケースも珍しいことではありません。例えば、シリアルナンバー入りの作品、作家サインの横に番号記載の作品など、これらは予め作品数が決まっており、売却時には購入時より高額売買するケースがあります。
- ミスプリント・珍品も希少価値性が高い
- ミスプリントと言うのは、一般的には不完全や不備とされる作品ですが、希少価値が高く評価される対象作品でもあります。例えば、コイン収集では、裏表プリントがずれたコインや、コインの穴の位置がずれたものと言うのは、高値で取引が行われています。日常生活においては、これらのアイテムはエラー品になりますが、絵画の世界においては、一つの味わいとして評価されており、高額取引される対象になっています。
名古屋で絵画を高価買取してもらうコツとは?
希少性で買取額に差が出る
例えば、限定して制作された絵画や一点作品と言うのは、高額買取されています。限定制作の場合には、作品点数が多いものと少ないものがありますよね。その場合、点数が少ない絵画の方が希少性が高くなります。しかし、点数が多い作品でも現在において点数が少ない場合、高額買取されるケースもあります。このように、限定制作の絵画においては、希少性と現存作品数でも価値は変化します。
定番モチーフ作品は高額買取が可能
定番モチーフ作品は、絵画として別の価値が存在します。作家自身の代名詞の表現でもあり、そのモチーフが絵画の大きな魅力になっています。その表現に魅力を感じて絵画コレクターも購入しており、例え点数が多い作品であっても高額買取されるケースがあります。また、有名作家作品では無くても、例えば、富士山・草花・美人画・風景画など日本人好みの絵画は、それなりの買取額が期待できます。
絵画価格は常に変動しているもの
絵画価格を左右する要素には、購入意欲の需要がポイントになります。なので、絵画価格と言うのは常に大きく変動するものと言えます。作者評価でも価格は変わってくるものであり、購入者の購買力に影響を与える経済動向にも左右されます。
絵画価格の決め手となる要素とは?
絵画価格の決め手
まず、有名作家の絵画は価格査定の大きなポイントです。有名作家の絵画であれば、それなりに納得の買取価格が付くことが期待できます。しかし、同作家作品であっても、絵画価格には大きな差が出ることも決して珍しいことではありません。
絵画査定価格は時価である
絵画査定価格が仮に1000万円だった場合、査定価格よりも少し高額売買されることが殆どです。例えば、「どうしてもこの絵画を入手したい!」そんなコレクターがいた場合、自分が決めた入札価格の上限を決めます。このように、絵画を購入したい買い手によって、絵画価値の評価が決まる為、絵画は時価で決まるものになります。
絵画買取価格のネット情報には注意する
インターネット上には、絵画のありとあらゆる情報が溢れています。絵画買取価格を調べたい場合、今までの絵画取引価格をリサーチすることもできますが、ネット情報と言うのは、あくまで参考程度と捉えるのがお勧めです。
絵画買取価格は名古屋で専門家に頼るのがポイント!
絵画価格をネットでチェック
昨今は、インターネットの普及によって、自分で簡単にある程度価格の把握をすることが可能となっています。例えば、現在公開中のオークション結果や、美術品関係情報などの情報収集できます。
絵画価格は専門店に尋ねるのが確実
絵画買取価格を知る方法として、最もお勧めなのは買取店を頼ることです。絵画専門の買取店と言うのは、独自の買取販売ルートと市場情報を持っています。なので、常に絵画価格を敏感に把握しています。絵画買取で不明な点なども、きちんとした買取専門店であれば丁寧に応対してくれます。
絵画展などで人気・話題の作品がポイント
有名作家であれば、未発表絵画作品を公開・生誕○○年記念・没後○○年記念など、様々なタイミングで絵画展が開催されます。このように、絵画展の予定なども把握し、絵画の高価買取チャンスを逃さないことがポイントです。
絵画を高価買取してもらう為の要素とは?
見た目の印象を綺麗にする
基本的に、絵画の保管状態や見た目の印象と言うのは、買取時の大切なポイントになります。なので、絵画表面、フレーム、箱の埃などは、綺麗に拭き取っておくようにしましょう。また、日頃から絵画の保管状態には気を付けるようにし、鑑定に出す前にはなるべく綺麗な状態に掃除しておくことが大切です。絵画は、とても繊細な商品になるので、手入れ方法や保管方法に関して不安な場合には、インターネットで手入れ情報をリサーチしたり、専門業者に相談したりするのが正確でお勧めです。
鑑定書・箱・付属品を揃える
絵画の鑑定書、箱、保証書、付属品、フレームなどがありますよね。こうした付属品と言うのは、一式揃えて買取に出すことがポイントです。箱などは安易に処分してしまう方も多いですが、実は、買取価格に影響するがことがあります。なので、手元にある付属品、箱、保証書、鑑定書などは大事に保管しておき、買取時には絵画と一緒に提出するようにしましょう。
まとめ
ここでは、絵画の買取に関して色々お伝えしてきましたがいかがでしたか?ご家庭にもう飾る予定のない絵画がないか、今一度確認してみましょう。例えば、「高額を出して買った絵が今では押入れの中」「見覚えのない絵画を発見した」こうしたケースは意外と多いです。資産価値のある絵でも、そのまま放置したままでは宝の持ち腐れです。現在家で眠ってしまっている絵画がある場合には、買取も検討してみて下さいね。